誤嚥性肺炎予防のための認知症や脳血管障害を有する患者診察のポイント

セミナーイメージ
  • 日時:2019年4月21日 10時(受付開始9時30分)〜12時
  • 場所:東京都中央区八重洲1-7-17八重洲ロータリービル3階
  • 講師:阪口英夫(さかぐちひでお)医療法人永寿会 陵北病院 副院長
  • 料金:一般 20,000円(J-APPAメンバー特別価格18,000円)

J-APPAメンバー特別価格には登録が必要です。セミナー申し込みも同時に出来ますのぜひ下記リンクからお願いいたします。

【セミナー内容】

誤嚥性肺炎は近年問題になっている疾患の一つです。毎年誤嚥性肺炎で約10万人の方が亡くなられています。この誤嚥性肺炎に深く関わっているのが、摂食嚥下障害です。摂食嚥下障害と言うと、何か難しい分野であると思われがちですが、実はかなり身近なものなのです。また、この分野は歯科の先生方が一番発見しやすいものであることを自覚していただきたいと思います。 

病院において、誤嚥性肺炎で運ばれてくる患者は一度発症すると、何度も発症してしまいます。そして、患者やその家族と話しをしてみると、食事や日常生活の場面でちょっとした変化や兆候が見られていたとよく聞くことがあります。また、歯がないのに家族と同じものを食べていたり、よくムセながら食べていたなど、今思えば気になることが数多く見受けられたと回顧します。このようなとき、すぐに相談できるような医療機関があれば、もっと軽症で済んだのではないかと感じられることが多いのです。

そこで、このセミナーでは、摂食嚥下障害が重症化しないうちに、歯科医院でどのようなポイントから診察に当たればよいか、またどのようなアドバイスを患者や家族に送ればよいかなどを講演していきます。そして、何より摂食嚥下障害はいつ起きてもおかしくない症状であり、日ごろから気を付けることで、誤嚥性肺炎は予防できるものであるという啓蒙活動を行っていただきたいと思います。また、この度お招きした阪口先生は摂食嚥下障害に関して、第一人者ですので一言一句逃すことなく、明日からの臨床に役立てていただければ幸いです。それにより、先生方の活躍のフィールドがさらに広がっていくことを切に願っております。

【こんな方が対象です】

●訪問歯科を行っている方
●これから訪問歯科を始めたい方
●摂食嚥下障害について一から知りたい方
●摂食嚥下障害について経験があるが、より詳しく知りたい方
●自分の医院で摂食嚥下障害を診察したい方
●これからの歯科の分野で新しいことを模索している方

【受講後に身につくこと】

誤嚥性肺炎の原因となる摂食嚥下障害について、基礎から学ぶことができ、患者さんや家族、施設職員などへアドバイスができるようになります。また、歯科の中で最も成長している分野ですし、まだまだ裾野が広がる可能性を秘めていますので、他医院との差別化が図れ、経営の安定化につながります。
講師は摂食嚥下を30年近く経験しています。そのエッセンスに触れることは何物にも代え難い経験となることは間違いありません。

この機会を見逃さないようにして下さい!

会場は東京駅八重洲口出て目の前です

〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目7−17 八重洲ロータリービル3F

【講師プロフィール】

阪口 英夫(さかぐち ひでお)
平成31年1月11日 現在
医療法人永寿会 陵北病院 副院長
1962年 東京都出身

■学歴
平成元年 東北歯科大学 歯学部 卒業
平成26年 東京医科歯科大学 医歯学総合研究科 卒業 歯学博士

■職歴
平成4年 医療法人尚寿会 大生病院 歯科 勤務
平成26年 医療法人永寿会 陵北病院 歯科診療部 歯科診療部長
平成30年 医療法人永寿会 陵北病院 副院長
(兼務)
明海大学歯学部 社会健康科学口腔保健分野 講師
奥羽大学歯学部 高齢者歯科学講座 講師
東京医科歯科大学 歯学部高齢者歯科学分野 講師
日本大学歯学部 摂食機能療法学講座 医員

■役員・委員
日本口腔ケア学会 評議員
日本老年歯科医学会 理事
社会歯科学会 評議員
日本病院歯科口腔外科連絡協議会 理事
日本摂食嚥下リハビリテーション学会評議員
日本慢性期リハビリテーション協会 摂食嚥下委員会 委員長
日本障害者歯科医学会 医療保険委員会 委員
日本老年歯科医学会 規定委員会 委員長
用語委員会 委員
日本口腔ケア学会 ガイドライン委員会 委員