みなさま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。今年はオリンピックイヤーです。選手のみなさんもさぞかし心引き締まる思いだと推察されます。けがのないようにオリンピックを迎えられることを祈念しております。

さて、私事ですが今年も有意義な年にしたいと思っています。ブログもどんどん更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

健康な生活を送っていても、毎日歯磨きは必要です。しかし、中にはごはんを食べていないから、歯磨きはいらないと思っている方が少なからずいるようですので、そのあたりに関してお話をさせていただいます。

禁食中は唾液の分泌が少なくなります。唾液中には殺菌効果がありますので、唾液が出にくいということは口の中の細菌に対する防御機構が働かないといことです。そして、雑菌が増殖すると、誤嚥した場合には誤嚥性肺炎になるリスクが高まります。これを避けるためには、普段以上の口腔ケアが必須となります。まして、禁食になるケースでは各反射が衰えていることが多いので、なおさらむせない誤嚥(不顕性誤嚥)を起こしやすいので、余計に外から見えにくいため、知らず知らずうちに肺炎を起こしいやすのです。また、口腔ケアをすることで、刺激が与えられるため唾液分泌を促します。

以上から、禁食中の歯磨きはしなくても良いというのは間違いで、むしろ普段以上に歯磨きを丁寧にやらないとなりません。ご注意下さい。